令和5年
9月29日中秋の名月の日、ビーチバレーボールで活躍した佐伯美香さんの講演「バレー人生で学んだこと」を聞いてきました。
佐伯美香さんは松山市出身、南第二中学を経て、京都産業大学附属高校を卒業、ユニチカに入社、実業団バレー部に所属し、ワールドカップやオリンピックで活躍しました。1997年よりビーチバレーボールに転向、ダイキに入社、2000年のシドニーオリンピックでは、第4位に入賞しました。ここから、ビーチバレーボールが、れっきとしたスポーツであることを世間が認めるようになったとのことでした。
結婚、育児の傍ら、現在は大学や高校のバレーボール部の指導や講演会活動を行っています。プロスポーツ選手の言葉は極上の金言です。
スランプ克服法について、佐伯美香さんは、次の5つの項目をあげました。
1.基本に戻る
2.調子の良い時の自分をイメージする
3.良い意味で開き直る
4.自分を信じる
5.苦しい時こそ笑顔が大切
スランプに陥った時、戻るべき基本のある人は幸せものです、と言っていました。
私たちに置き換えると、悩んだ時は、仕事の基本に戻ることです。
1.挨拶 すべての人間関係の基本は相手の存在を認めることにあります。
2.笑顔 楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから楽しくなるのです。
3.思い こうなりたいという思いを絶対になると念じてください。
4.感性 相手の立場に我が身を置き換えて、感性に磨きをかけましょう。
5.思考 なぜそうなるのかという問いと、未来のこうなって欲しいと思う世界につながるような良い問いを作る力を養ってください。
この基本に戻りさえすれば、いろいろな人間関係の悩みや、仕事上の悩みから解放されるでしょう。調子の良い自分をイメージし、開き直って、自分を信じてください。
最後に「ビーチライフ イン 伊予」の宣伝をされました。懇親会では、佐伯さんのご主人が久万高原町出身ということで、話が盛り上がりました。
最後の締めの挨拶は私が行いました。「ビーチライフとは、1年中、水着の美女に囲まれて暮らすことと思っていたのは間違いであることが、今日の講演を聞いて、よくわかりました。一本締めを行います。ビーチライフ イン いよー、パン」と締めました。
佐伯美香さんにも大変、喜んでいただきました。
令和5年10月24日
砥部病院 院長 中城 敏