砥部病院は昭和63年の開業以来大きく発展してきました。現在、外来は内科、糖尿病内科、脳神経外科、心療内科、眼科、整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科を診療しています。検査は血液検査やレントゲン検査はもちろんのこと、80列マルチスライスCT検査、1.5テスラ高磁場MRI検査、上下部消化管内視鏡検査など救急病院と遜色ない検査が可能です。入院に関しては砥部病院本館に加え、渡り廊下で繋がっている認知症治療病棟が平成17年に完成し、合計で213床を有する病院となりました。緊急患者さんから慢性期の患者さん、自宅や施設、一般病床での対応が困難な認知症の方まで受け入れ可能となっています。平成25年には愛媛県より松山医療圏の認知症疾患医療センターとして認定されました。多くの診療科があり、各種検査が可能な認知症専門病棟は全国的にも珍しく、老人施設の方からの相談や他の医療機関からの転院相談も多く頂いております。
 また、関連施設として病院に隣接した場所に有料老人ホーム、デイサービス、重度認知症デイケアを併設しています。これらの医療・介護施設を通じて「医療」「看護」「介護」の切れ目のない連携が可能となっています。
 今後ますます進む高齢化社会においても、人々が安心して生活できるよう砥部病院は“地域医療を担う頼れるリーダー“を目指していきます。