平成23年
「横田弘之、おでこが広いとうわさされていますが、本当に広いのは知識です。
横田弘之、しわが深いとうわさされていますが、本当に深いのは見識です。
横田弘之、メタボ腹とうわさされていますが、腹の中はきれいです。
横田弘之、広い知識と、深い見識、きれいな心で、地域政治の先頭に立ってがんばります。
どうか、みなさん、よろしく、お願いします」
これは、横田弘之選挙事務長として、いろいろな所で演説してきた原稿の一部です。今回の選挙戦では、たくさんの事を学びましたが、そのひとつに演説の仕方があります。聞いて下さる人々が、良く聞いて下さり、候補者の人柄まで印象に残るようにするためにはどうすればよいかと常々考えていました。短い言葉で、候補者の名前を入れて繰り返す。ユーモアを交える。候補者の顔の特徴、体の特徴を印象付けるとともに、言いたいことを散りばめる。演説をしながら、聴衆の反応を見て、さらにそれを進化させていく。そして、完成したのが冒頭の演説です。
また、横田先生の年賀交歓会から、ずっと継続していったのが大石内蔵助の物語です。私が選挙事務長を依頼されたきっかけが、平成22年12月17日付けの新聞に載った「自民党県連除名処分はおかしい」の文章でした。横田先生の自民党除名処分と赤穂浪士の討ち入り事件とを無理やり関連付け、支援者の皆さんが赤穂浪士、私は大石内蔵助、自民党県連が吉良上野介、横田先生は、あれ?横田先生は横田先生で、「おのおの方、決して油断召されるな、今度の県議選は討ち入りでござる。横田弘之、男でござる。目指すは2万3千票。エイエイオー」と事務所開き、決起集会、出陣式と大声をはりあげて演説しました。聞いて下さる皆さんが、赤穂浪士の主役ですから、皆さんに喜んでいただけたと思います。人に何かを訴える時、医学の学会発表でも同じですが、物語性をもたせるようにしたことも、人の心を動かす要因になったと思います。
「自民党を除名されて、横田弘之は我々のために何ができるのか。何もできないだろう」という人もいました。その方々に対しては、檄文を書き、「県民が望むのは、民主党の政治でも自民党の政治でもない」とぶちあげました。今まで冷やかに横田先生を見ていた人が熱烈な支持者になったとお聞きしました。
選挙事務所の打ち上げでは、出陣式の直後、韓国旅行に行ったことがバレて、昼行燈(あんどん)と揶揄されましたが、砥部病院の皆さんにだけは、私が夜行燈をつけて、一生懸命に檄文を考えたり、演説を作り上げたりして選挙の事を一生懸命勉強したことを知っていただきたく、麻生だよりにしたためました。
横田弘之、砥部病院の皆さんのおかげで、大変良い成績で当選させていただきました。これからが本番です。進化する横田弘之を楽しみにしていて下さい。
平成23年4月25日